新生児のミルクづくりはウォーターサーバーを使用する?
新生児のミルクづくりはウォーターサーバーを使用する?
「ウォーターサーバーの水って赤ちゃんのミルクをつくるときにに使っていいの?」
新生児をむかえるにあたっての準備をしている最中に疑問に思ったことの一つだと思います。
お家で沸騰させたお湯でミルクの粉を溶かし、冷水で哺乳瓶を冷ます作業はかなり時間がかかります。
ピジョンなどでミルク用の水が売られているため、最初はこれを使っていれば無条件に安心!と思っていました。
しかし、水ものなので買い物の際にちまちま買うのも面倒で、ネットでまとめて買っても置き場所に困ったり、ゴミも増えたりと不便を感じたため、ウォーターサーバーだと安心+もっと価格を抑えられないかなと調べてみると
結論として、ミルク用の水を購入するよりもウォーターサーバーを利用した方が有意義なのではないかと判断するに至りました。
今回はその理由についてと各ウォーターサーバーの成分と価格を比較し、おすすめのウォーターサーバーを紹介したいと思います。
ウォーターサーバーで赤ちゃん用のミルクは安心して作れる
ウォーターサーバーでも赤ちゃん用のミルクは安心して作れることがわかりました。
その理由の一つに、
ウォーターサーバーにはすべて軟水が使われている
ことが挙げられるからです。これはミネラル分が少なくミルク作りに適していることを意味します。
一般的にミネラルが多いと、赤ちゃんの体に負担がかかると言われ、ミネラルが少ない軟水を使用する方が良いといわれています。
先ほど例に挙げた、ピジョンの赤ちゃん向けピュアウォーターについてもミネラルをほとんど含まないため、粉ミルクの栄養バランスを崩さない旨が記載されています。
妊娠時期からウォーターサーバーを使用する理由
ちなみに妊婦さんは軟水をとった方が良いなどの決まりはなく、安全なミネラルウォーターであれば硬水・軟水どちらを摂取しても問題ないといわれています。
ただ、水道水やフィルターをこまめに変えていない浄水の摂取はおすすめできないため、ミネラルウォーターやウォーターサーバー水を利用するのが良いとされています。
また、妊娠中はプロゲステロンという女性ホルモンの一種が多く分泌される関係で、常に喉が渇きやすい状態になります。妊娠初期のマイナートラブルや重さのあるペットボトルを妊娠後期に運ぶことを考えると、ウォーターサーバーは手軽に安全に水分摂取ができる手段と言えるでしょう。
ウォーターサーバー導入のメリット・デメリット
妊婦さんや新生児のミルクづくりにウォーターサーバーの使用が安全だとわかったところで、ウォーターサーバー購入においてのメリットとデメリットをまとめてみました。
・ミルクを準備する時間を節約できる
・子どもや自分が安全な水を摂取できる
・買い物の手間が減る
・冷蔵庫内のスペースやペットボトルのごみの量が減る
・離乳食の準備にも便利
・地震・災害などの備え
・購入業者によって価格が高い場合がある
・品質や安全保障がメーカーによって差がある
・ウォーターサーバーを置く場所の確保
ウォーターサーバーおすすめ商品3選
上記で記載したメリット・デメリットをもとに、新生児のミルクづくりにも安心して使えるウォーターサーバーを紹介します。
フレシャス(赤ちゃんの使用を前提としているメーカー)
富士の天然水ウォーターサーバー【フレシャス】のおすすめポイント
・ミルクに最適な70℃設定が可能。節電効果あり。
・子どもの安全を考えたボタン設計やロックがあり、キッズデザイン賞を受賞。
・軽量ボトル&下置きのため交換がラクちん。
・パパママにあわせたプランがあり。
アルピナウォーター(価格を抑えたい人向け)
アルピナウォーターのおすすめポイント
・水ボトル(12L)代が1,050円と低価格。
・注文ノルマなし。ランニングコストが抑えられる。
・不純物をろ過したRO水で硬度が低いため赤ちゃんにもやさしい。
cado×プレミアムウォーター(ママ専用特別プランあり)
cado×CLYTIAのおすすめポイント
・妊婦や子どもがいる家庭向けの特別プランでお得。
・非加熱の天然水は国際味覚審査機構で最優秀味覚賞を受賞。安全性&おいしさあり。
ウォーターサーバーを選ぶときの4つのポイント
ミネラルが少ない軟水
これまで書いてきたように「軟水」のものを選ぼう!
水に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の含有量が多いものが硬水、少ないものが軟水とされていますが、粉ミルクメーカーでは軟水でミルクをつくることを推奨しています。
ちなみにウォーターサーバー会社が提供している水はすべて軟水ですが、その中でもやはり「純水」がおすすめです。純水とは「RO水」の一種で、ろ過した後にミネラルを添加していない水のことをいいます。この状態の水はミルクの栄養バランスを変えないため、ミルクづくりにより適しているといえます。
ウォーターサーバーを選ぶ際には軟水のなかでも、成分表などをチェックして、よりミネラル分の少ない純水よりの軟水を選んだほうがミルクに適しているといえます。
チャイルドロック機能のあるもの
赤ちゃんは、ハイハイ・つかまり立ち・よちよち歩きと成長とともに行動範囲が広がります。
お湯を簡単には出せないようにするためにもチャイルドロック機能を選ぶことが安全と言えるでしょう。
そうした心配を考慮して、フレシャスのdewoやSlatでは子どもでは手の届かないところにスイッチを設けています。
70~75℃に温度設定できるもの
WHO(世界保健機関)のガイドラインによると、粉ミルクは70℃以上のお湯で調乳し、哺乳びんを冷水にあてて冷ますように記されています。
ウォーターサーバーの中には温度設定が選べる機種もあり、熱湯より少し低めの70~75℃のお湯を出すことも可能となるものもあるため、こうした機能を活用することでミルクづくりの作業がより楽になります。
ボトルが簡単に交換できる
一般的なウォーターサーバーのボトルは12Lの容量があるため、サーバーの上まで持ち上げるのは重労働です。
しかし、機種によってはボトルをサーバーの下部にセットするタイプや、容量の少ないパックを採用しています。
ウォーターサーバーの利用によりせっかく本来していたはずのペットボトルを購入からの運ぶ作業がなくなったとしても、ボトル交換につらさを感じては本末転倒ですよね。こうした小さな作業を軽減することが妊婦や子供を育てる忙しいママには重要となってきます。
【まとめ】新生児のミルクづくりにウォーターサーバーは必要か?
新生児のミルクづくりにウォーターサーバーの水を使用することは安全面でも問題のないことをこの記事では述べてきました。その内容を踏まえて新生児を育てるママにとってウォーターサーバーは必要かを考えてみたいと思います。
結論として、必ずしも必要であるとは言えないでしょう。これまで紹介してきたウォーターサーバーに関しては、いろいろなウォーターサーバーを比較してきた中でかなり厳選したものであるため、自信をもっておすすめできます。
しかし、ミルクづくりの手間や新生児がいても重い買い物が可能な状況の方、ペットボトルの在庫を置くスペースが十分にあり、それが気にならない方には必要ないかもしれません。
逆に、頻繁に買い物に行けない方や、ネットショッピングで配送料をとられる地域にお住まいの方、ペットボトルの在庫を置くスペースやゴミ出しが気になる方にとっては、上記で紹介したウォーターサーバーを活用することはコストパフォーマンス的にもかなり役立つことになると思います。
ご自身のお住まいや、育児環境によって、ミルクづくりの方法は異なってくると思います。よくご検討されてから、自分の生活スタイルに合った方法を選択してみてください。
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