【妊活】排卵日検査薬の比較とネット購入をおすすめする理由

2020年5月25日

妊活を開始し
「基礎体温を測っているものの排卵日が判断できない」
「排卵日が不明確だけど、病院で診てもらうには少し早いかな…」

こう感じている人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
このような状況の方の参考になれば良いなと思って、今回は自身の経験をもとに排卵日検査薬についてお話ししたいと思います。

基礎体温で排卵日を特定できない!排卵日検査薬ってどうなの?

排卵日検査薬とは

排卵日予測検査薬は最も妊娠しやすい時期となる排卵日の約1日前にわかる検査キットです。

女性ホルモンの一種である黄体形成ホルモン(LH)は通常、普段でも少量分泌されていますが、生理周期の中頃に分泌量が急激に増加します。この現象をLHサージとよび、その急増から約40時間以内に排卵がおこるといわれています。排卵日予測検査薬はこのLHサージ(黄体形成ホルモンの急増)をとらえることができます。

https://jp.rohto.com/dotest/products/lh/(ロート製薬公式ホームページより上記の図引用)

各メーカーによってこのLHサージをとらえる基準の数字が設けられており(日本製はどのメーカーもほぼ同じです)、その基準を超えると、排卵日検査薬が陽性反応を示します。

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陽性反応の色づき方に異なりがみられることがよくあるんですが…

使用していくと、このように感じる方が多くいらっしゃると思います。特に排卵日前に1日に2回等、一定時間毎に複数回検査した方はこうした結果を目の当たりにすることがよくあります。

基準線より薄い状態から数時間後に陽性反応が基準線より濃くなる過程がみられた方は、その濃くなったタイミングが黄体形成ホルモンが急増している状態ということがわかるため、そこから排卵がおきる時間がより算出しやすくなると思います。

排卵日検査薬陽性後、排卵は起こっているのか?実際に通院し確認してみた

これは実体験なのですが、疑り深い私は、この精度の高い日本製の排卵日検査薬に疑ってかかりました。実際に使用している期間の最中に、産婦人科へ行き、排卵が行われているか確認しに行きました

厳密にいうと疑ってかかったというよりは、

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これでズレがあった場合、お金を支払って検査薬を購入しているためもったいないな
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記載の期間と違ったり、自分の認識と違いがあったら病院に行ってタイミングを見てもらう方がいいな

そういう思いから、合計2周期にわたり、産婦人科で排卵日の確認をしてもらいました。

結果として、排卵日検査薬の記載にあった期間内にきちんと排卵は起こっていました

妊活における排卵日の把握の重要性

女性の体内での精子の生存期間が約2~3日、卵子は排卵後、約24時間しか生存しないといわれています。また、その中でも精子の運動機能が活発になる時間は限られているため、この短い間に精子と卵子が出会わなければ受精まで至れないのです。

そのことを念頭に置いて考えると、妊娠を望む上で排卵日を事前に、正確に把握することはとても大切なことなのです。基礎体温で正確に判断できると思っていても、1日2日のズレは生じてしまうものですし、そもそも私のように基礎体温がガタガタで排卵日検査薬に頼らなければ排卵日が特定できない方にはぜひおすすめしたいすぐれものです。

排卵日検査薬の国内製(日本製)と国外製の違い

排卵日検査薬と一口に言っても種類は様々で、国内でも何社かの製薬会社が販売しています。
そしてもちろん海外でも製造販売されていますので、まずはじめに、日本製と外国製の違いはあるのか、ざっくりと説明します。

日本製の排卵日検査薬と海外製の排卵日検査薬の大きな違いは、ずばり価格!です。

日本製のものに比べて、海外製、特に中国製は価格が安いです。よく、妊活ブログなどをのぞくと、海外製は「価格が安いので遠慮なく使える」と、海外製を排卵の約5日前とかに使用し始め、陽性が濃くなってきたら日本製と併用して使用している人をよく見かけます。

これからもわかるように、海外製はLHサージの感度が高く、早くに陽性反応が出るため、色の濃さで判断していくのが主流のようです。このように海外製は「陽性反応期間が長すぎて排卵日の判定が難しい」との意見も多々見受けられたため、私は使用していませんでした。

排卵日検査薬の価格比較

次に、国内の各製薬会社が販売している主流の排卵日検査薬の価格と、外国産代表1社(ネットで一番使用している人を見かけたものを選びました)の価格をそれぞれご紹介します。また、公式ページに記載の価格(調剤薬局で取り扱いの価格)と比較し、インターネットで購入した場合の購入価格についても記載しておきます。

【日本製】ドゥーテスト(ロート製薬)


【第1類医薬品】【定形外郵便!送料無料】ロート製薬ドゥーテストLHa7回分 排卵日予測検査薬■ 要メール確認 ■薬剤師の確認後の発送となります。何卒ご了承ください。

上記ネット購入の場合は

【第1類医薬品】ドゥーテストLHa 7回分 → ¥2,282円(税込)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ロート製薬公式オンラインショップの通常価格はこちらです。※通常、調剤薬局では下記金額での購入となります。
https://www.shop.rohto.co.jp/category/medicine/dotest/dotest_lh/147205.html

【第1類医薬品】ドゥーテストLHa 7回分 → ¥ 2,970(税込)
【第1類医薬品】ドゥーテストLHa 12回分 → ¥ 4,180(税込)

【日本製】クリアブルー排卵日予測テスト(オムロンヘルスケア)


【第1類医薬品】オムロン クリアブルー 排卵日予測検査薬 (12回分) 排卵検査薬 【送料無料】

上記ネット購入の場合は
【第1類医薬品】オムロン クリアブルー 排卵日予測検査薬 (12回分) → ¥2,080(税込)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

下記、オムロン公式オンラインページにて、取り扱いなし。
https://store.healthcare.omron.co.jp/hcs_search/

【日本製】ハイテスターH 排卵日検査薬(武田製薬)


【第1類医薬品】ハイテスターH排卵日予測検査薬 10回分【武田薬品工業】

上記ネット購入の場合は
【第1類医薬品】ハイテスターH排卵日予測検査薬 10回分 → ¥3,992(税込)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ロート製薬公式オンラインショップの通常価格はこちらです。※通常、調剤薬局では下記金額での購入となります。
【第1類医薬品】ハイテスターH排卵日予測検査薬 10回分 → ¥4,818(税込)

【日本製】チェックワンLH・II排卵検査薬(アラクス)


【第1類医薬品】 チェックワンLH・II 5回用 送料無料 定形外郵便発送 排卵日検査薬 薬剤師のメールに返信後発送になります

上記ネット購入の場合は
【第1類医薬品】 チェックワンLH・II 5回用  → ¥2,382円 (税込)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

アラクス公式オンラインショップに記載の通常価格はこちらです。※通常、調剤薬局では下記金額での購入となります。

【第1類医薬品】 チェックワンLH・II 5回用  → ¥2,200(税込)

【第1類医薬品】 チェックワンLH・II 10回用  → ¥3,500(税込)

チェックワンLHのみ、在庫のある取り扱いページの価格より、公式ページ記載の価格の方が安かったです。在庫がある場合にはネット購入の方が安い場合が多いと思われます。

【国外製】DAVID(中国)

海外産の排卵日検査薬で最もよく耳にするのが「DAVID」でした。DAVID排卵検査薬50本+早期妊娠検査薬10本 計:60本で税込3,000円しない程度で、とにかく安いのが特徴です。1本ずつ包装されており、1つずつに乾燥剤が入っています。

取り扱いのホームページに記載の情報をまとめますと、

【中国製DAVID排卵検査薬】
・陽性反応感度(25mIU/mL)・検査精度が98.6%
・検査薬の推奨使用期限はパッケージに記載

との記載がありました。

ちなみにセット購入の場合の早期妊娠検査薬は生理予定日2日前から検査可能のようです。

海外製の排卵日検査薬の購入についての注意点

海外製品に関しては、購入方法が取り扱いのある海外通販のページ等からになります。海外通販ページは複数あるので、どのサイトが発送までに時間がかからないか、信用ある取引が完了できるかを検討する必要がありますね。

先ほども記載しましたが、海外製の排卵日検査薬に関しては、日本製のものと併用して使用している方が多くいらっしゃるようです。理由としては、陽性反応期間が長すぎて排卵日の判定が難しいことに加え、陽性の際の反応色の濃さが一定の場合があるからです。こうしたデメリットも口コミなどで見受けられるため、購入を検討する方はよく調べた方がよさそうですね。

価格が安いと思い、海外産を購入する人も多いようですが、結果、排卵日の判断につながらず、日本製と併用するのであれば、私は日本製のみ使用した方が経済的だと感じました。

購入方法でネット購入をおすすめする理由

排卵日検査薬は第一類医薬品のため薬剤師のいる調剤薬局でしか購入できません。そのため、割引等の対象になることはなく、定価での購入のみとなります。要するに、病院に行き、処方してもらった薬を保険適用なしの10割負担でしか購入できないイメージです。

一方で、ネット購入の場合は楽天やAmazon、特に楽天ではポイント還元率が高いことに加え、取り扱いの業者が割安で販売していることが多くあります。第一類医薬品ということもあり、通常の商品に比べると割引率はそこまで高くないですが、調剤薬局に行き購入するよりは同じ商品が安く買えること間違いないです。

また、調剤薬局には上記で紹介した検査薬がすべてそろっているわけではないので、お近くの調剤薬局で買おうとしていたものが購入できない可能性も十分にあります。

あとこれは余談ですが、調剤薬局で購入の際には年齢確認をされる場合があります。私は最初、ネットで購入できることを知らなかったため、調剤薬局で購入しましたが、その際に、身分証明書による年齢確認をされました。もし調剤薬局での購入を検討する方は、念のため身分証明書(健康保険証や運転免許証)の持参をしておいた方がよいでしょう。

個人的におすすめする排卵日検査薬はこれ

個人的にはロート製薬のドゥーテストがおすすめです。価格的にオムロンのクリアブルーも捨てがたいのですが、一番、使用した時に、基準線と判定線の色合いからLHサージを排卵日をよみやすかったのがドゥーテストでした。

その逆で、使用方法が悪かったのか、判定しづらかったのがチェックワンLHでした。誤認かと思うくらい、時期外れの期間に色濃く判定したことがあり、「本当か?」と思い、再度、もう一本開けて試すと反応しなかったことがあったので、それ以降は購入しなかったです。

あくまで、個人的な意見且つ、私の使用方法が悪かった恐れもあるので、参考程度にとどめておいてください。