旦那の会社に新型コロナウイルス!妊婦の私はどうすれば!?
「夫の会社に新型コロナウイルス患者が発生しました。現在、私は妊婦ですが夫との家での日常生活をどうしたらよいのでしょうか?」
最近、このような投稿をSNS等でよく見かけるようになりました。
旦那の会社に新型コロナウイルス発生!ママたちの本音
新型コロナウイルスの患者と確定している方に限らず、熱が続いている人が出勤している職場環境や医療関係者が家族にいる人など、私たちは日々不安ととなり合わせの生活ですよね。
そんな中、絶対にうつりたくないと思うのが、母性本能というもの。外で働いてきてくれる夫には申し訳ないけれど、小さい子どもやおなかの赤ちゃんを優先的に考えるのは当然です。
しかし、過剰に除菌をすると旦那に嫌な顔をされてしまう…
今回はそんなママたちに向けて、可能な限り自宅でできる感染予防方法についてお話ししたいと思います。
旦那と子ども、妊婦の私の生活圏を分けることには限界が
国の偉い方たちは、家での予防方法として
「可能な限り、お風呂やトイレを分けましょう」
とおっしゃいますが、普通、一般家庭ではまず無理です。
特に、都会に住む妊婦や子育て世代の多くは1LDK~2LDKのマンションやアパートに住んでいます。
指示を出してくれる官僚の方たちと一般市民とでは感覚の違いは歴然です。彼らはさぞかし大きな家に住んでいるのでしょう笑
寝室を分けるのも難しい状況の方も多々いる中で、夫婦の生活圏を大幅に引き離しての生活はほぼ無理ですよね。
そこでまず、おんなじ部屋での過ごし方、共有のトイレ・お風呂での気をつけるべき点をご紹介します。
旦那とリビング・寝室を共有するときにやっておくべき新型コロナ予防
【新型コロナ予防】部屋の中での布マスク着用
新型コロナウイルスの感染原因の多くは人がしゃべったときやくしゃみをした時の唾液が飛び、それが粒子化したものが一定時間漂い、ほかの人がそれを吸い込んでしますことです。一般に【飛沫感染】と言われているものですね。
この飛沫をそもそも巻き散らかさないことこそが、予防の重要なカギとなるでしょう。
なかには「マスクをしても意味がない」と結論付けている浅はかな専門家様もいらっしゃいますが、一概にそう結論付けて良いものではありません。
たしかに、マイクロ飛沫の大きさはマスクの壁を通り抜けてしまうほど小さなものです。しかし、マイクロ飛沫化する前に、そもそも飛沫を飛ばさないことが重要なのです。
つまり、完全に予防はできないマスクであっても、自分がすでに新型コロナにかかってしまっている場合に、マスクをしていることで周囲の人間に感染させてしまうリスクが大幅に減るといえるのです。
こうした事実からも外に働きに出ている旦那さんたちは家にいる子供や奥さんこのとを考え、室内でも可能な限りマスクをしておくことが非常に大切になってきます。片方だけが気をつけても意味がないのが、今回のウイルスの厄介なところですよね。
ただし、ただでさえマスク不足の世の中です。使い捨てマスクは可能な限り外出時に使用し、帰宅してすぐジップロックなど密閉の袋に入れて、表面についた菌を室内にまき散らさないようにしましょう。そして、室内では布マスクを使用し、使用後は熱湯消毒することで、対応するのが一番良いと思います。
布マスクは一人二枚あれば、消毒中ももう片方が使えますよね。
皮肉にも、あれだけ世間に非難されていたアベノマスクがここで役立つ時なのです!
【新型コロナ予防】寝室やリビングは次亜塩素酸水による加湿器の設置
寝室やリビングはどうしても同じ時間に共有することになりますよね。
私は旦那さんがくしゃみをするとすぐに目の前で除菌スプレーを噴射するような鬼嫁でありますが、皆さんはそうではないと思います。除菌スプレーもアルコールのパーセントが高いものが品薄になっており、くわえて、新生児や小さなお子さんがいるところではむやみに使用できるものでもありません。
そこで、優秀なのが次亜塩素酸です。次亜塩素酸はもともとノロウイルスやインフルエンザ菌にも有効とされており、今回の新型コロナウイルスにも殺菌効果があるものとして厚生労働省が除菌手段に定義している優れものです。
私はこの次亜塩素酸を希釈して売られている次亜塩素酸水を加湿器にいれて、玄関、リビング、寝室の3点に設置しています。
この方法は正しく使用することで、かなり効果が高いようですが、独自の判断で原液等を希釈することは大変危険です。特に、小さなお子さんがいる家庭にはそれを考慮した商品があります。
【新型コロナウイルス】除菌のための次亜塩素酸の正しい使い方「本当に効果はあるの?」
正しい使用方法をインプットして、ぜひご家庭でやってみてください。
また、ベッドシーツやまくらカバーの毎日除菌(もしくは洗濯)を徹底することもおすすめします。
【新型コロナ予防】旦那が帰ってきていたときの除菌について(嫌われる覚悟)
外で付着してしまったウイルスをできるだけ家の中に持ち込まないためには、帰宅時の俊敏な除菌作業が必要となってきます。
極端ではありますが、下記では、その除菌方法・順序の一例を紹介します。
除菌項目と順番としては
・身に着けているコートやスーツ、カバンをスプレー除菌
・マスクは玄関先でとってジップロックへ
・洗面所へ直行させ手洗い・うがい
・そのまま着ているものを洗濯機へ→洗面で使用したタオルもいれて洗濯機を回す
・旦那さんはそのままお風呂へ
・旦那さんがお風呂に入っている間に携帯電話などをシート除菌
この流れが最大限できる予防方法だと思います。
衣類等にウイルスが付着している場合には、これでかなり予防効果があるのではないでしょうか。
極端ではありますが、このご時世仕方ないと思います。これだけやっても、かかるときはかかってしまうのが今回のウイルスの特性ですので、できる限りの手はつくしましょう。
【新型コロナ予防】お風呂やトイレに関して
奥様ご自身が働いておらず、基本的に家にいる方は旦那さんが帰ってくるより先にお風呂は済ませておくようにしましょう。
そして、旦那さんが最後に入り、出た後にはすぐにお湯を抜き、お風呂掃除をしておきましょう。お風呂に関してできることはやはり限られていますよね。
トイレに関しては、特に流すときに触れる部分に「抗菌」をしておくことが大切です。
各部屋のドアノブなどにも同じことが言えますが、もしも、すでに新型コロナに感染していた場合、毎度除菌しないと意味がないですよね。しかし、そんなことは現実的に無理ですし、旦那さんもとっても嫌な気持になると思います。
そのためにも、除菌ではなく、抗菌を行っておくことが重要になります。ものによってはかなり、効果がありますので、効果の高い抗菌シートやスプレーを手に入れて菌がつきにくい状況をつくっておきましょう。
さいごに
女性側の悩みとして、除菌や予防に過敏になりすぎて、旦那さんと険悪になってしまうという状況が多々あるようですね。
仕方のないことと言ってしまえばそれまでですが、「コロナ離婚」なんて言葉があるくらい、男女ともにストレスのある状況での生活が余儀なくされています。
男性は危険を冒してでも家族のために外に働きに行かなければならないですし、女性は子供を守ろうと必死がゆえ、過敏になりすぎてしまいます。
旦那さんはそうして家族を守ろうとしてくれる奥さんに感謝をし、奥さんは外で働いてくれる旦那さんに感謝しましょう。
あまり露骨に旦那さんに対し、対策をこうじると角が立つのでその折衷案として、私のように直接除菌スプレーを旦那さんに振りかけるのではなく、次亜塩素酸水入りの加湿器をおいたり、手すりやドアノブを事前に抗菌しておくなど、旦那さんの目につかないところでできる限りの対策をしておくことが大切ですね。
まだまだ長期戦の戦いが続きます。皆様、ストレスを極力ためず、最善の対策を検討してみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません